メインシナリオ アルティメットタワー100F

アルルルルーシェゾ

アルル

■ドッペル戦 初戦■

アルル
「ん? だれかいる
 う〜ん 先を越されたのかな?

シェゾ?
「ん? 何者だ!?

アルル
「あれ…? シェゾ!?
 魔法のアイテムを見つけたの?

(分岐)

1:条件不明(未確認)
シェゾ?
「シェゾ? おお あの男か!
 あの男には たいへん世話になった

 そのおかげで お前のような
 強い力を持った魔導師の力を
 吸収することが できるのだからな

2:通常
シェゾ?
「シェゾ?
 誰だ それは?

 …おお! 思い出したぞ
 この魔力の持ち主のことか!

アルル
「???
 何言ってんの シェゾ?

シェゾ?
「ふっ オレはお前が言う
 シェゾという男ではない

(分岐終了 以下共通)

アルル
「シェゾじゃないの?
 じゃあ キミはいったい…

シェゾ?
「ふっ オレはシェゾであって
 シェゾでない存在だ

アルル
「へ? 何いってるの?
 さっぱり意味がわかんないよ

シェゾ?
「お前に説明する必要はない
 ドッペルゲンガーとでも思っておけ

アルル
「ヤな感じ!
 ちゃんと説明してよ!

ドッペルゲンガー
「…お前を倒して お前の力を
 オレのモノにさせてもらうぞ!

アルル
「え? それってどういう…

■再戦■

ドッペルゲンガー
「またお前か…
 ご苦労なことだ

 わざわざ このオレのために
 力を蓄えて来てくれたのだ
 ありがたく 受け取るとしよう

アルル
「はあ? それってどういう…

ドッペルゲンガー
「問答無用だ ゆくぞ!

■勝利■

アルル
「な 何?

ドッペルゲンガー
「早くここから出ることだ
 もうこの塔は長くもつまい…

サタン
「アルル! 無事か!?

アルル
「あっ サタン!
 いいところに!

サタン
「む! シェゾか?
 なぜ こんな所に!

ドッペルゲンガー
「フッ オレはシェゾではない

 オレが お前に
 このテーマパークを
 作ってやったのだ

サタン
「何と! お前がそうだったのか!
 姿を見せないと思ったら

 実はシェゾのコスプレイヤー
 だったのだな!

 うむ… どおりでな…
 恥ずかしくて わが前に
 姿を現さなかったのだな

ドッペルゲンガー
「違うっ!
 オレはただのシェゾのニセモノだ!

アルル
「あ あのぅ…

アルル
「わわわっ!
 くずれちゃうよっ

サタン
「行くぞ アルル
 わたしに捕まれっ

アルル
「えっ? じゃあ 彼も…

サタン
「それは不可能だ

アルル
「な なんでだよっ(怒)
 キミの力なら 2人くらい…

サタン
「その男に触れると
 わたしの魔力が吸い取られてしまう

 そうなっては 我々も
 脱出できなくなるぞ

アルル
「そ そんな!

ドッペルゲンガー
「ほぅ… よく知っていたな
 サタン お前の言うとおりだ

 オレは触れた者の力を
 吸い取る能力を持っている

 アルルとかいったな?
 なぜ オレを助けようとする?
 オレは 倒すべき敵だったはず

 いなくなったところで
 お前に何の関係があるというのだ?
 むしろ喜ぶべきではないか

アルル
「なんでだよ!
 そんなの関係ないよ!

サタン
「アルル 早くこいっ!
 時間がないぞっ!

アルル
「ダメだよ
 彼を連れて行かないと!

 キミが彼をさわれないなら
 ボクが彼をつかむから!

サタン
「おいっ! アルル
 自分の魔力が無くなってもいいのか?

アルル
「かまわないよ!

ドッペルゲンガー
「…本気でオレを助けようというのか?
 なぜだ! なぜそんなことができる!

 オレは… オレはっ!

アルル
「ここは遊園地なんだよ!

 遊園地は遊ぶところ 楽しむところで
 後悔したり 悲しくなったりする
 ところじゃないっ!

 キミをここに残して出てしまったら
 ボクは悲しいし
 絶対 後悔するからっ!

ドッペルゲンガー
「…このお人好しめっ!

 オレに構うなっ
 サタンよ その女を連れて
 早くここから立ち去れ!

サタン
「…行くぞ アルル

アルル
「そ そんなのイヤだよ…

ドッペルゲンガー
「サタン 早く行け
 時間のムダだ

サタン
「わかった


ドッペルゲンガー
「…この迷宮は いわばオレそのもの

 迷宮が崩れているということは
 オレ自身が壊れているということだ
 外へ出ても意味はない


ドッペルゲンガー
「…さらばだ アルル

■エンディング■

アルル
「消えちゃった…
 遊園地ごと…

サタン
「あああっ わたしの
『わくわくぷよぷよランド』が…

 跡形もなく 消えてしまった…
 あんなに苦労して豪華にしたのに…

アルル
「ふぅ… キミはいつも
 くだらないことに苦労してるねぇ…

サタン
「そうだ いつもくだらない…
 …ハッ? くだらなくはないっ!

アルル
「そうかなぁ?
 ところで…

 …みんなは?
 みんなはどうなったの!?

サタン
「安心しろ
 すでにみな 脱出している

アルル
「そう よかった
 でも…

サタン
「あの男のことか?
 仕方がなかろう

アルル
「うん
 でも…

サタン
「…?
 アルル 手から血が出てるぞ

アルル
「え? あ…
 何かにぎってたみたい…

 ガラスのかけら…?
 それとも宝石かな?
 なんでこんなの持ってたんだろう?

サタン
「アイテムか何かの
 残りじゃないのか?

アルル
「う〜ん… そうなのかな?
 こんなの持ってたっけ?

ルルー
「アルルッ! あなたッ
 いつの間にサタンさまと2ショット!

アルル
「あっ ルルー!

シェゾ
「ずいぶん派手にやったようだが
 魔法のアイテムはどうなったんだ?

アルル
「シェゾも!
 みんな無事だったんだね

カーバンクル
「ぐぅ!

アルル
「あっ カーくんも…

サタン
「うおぅ! カーくん!
 会いたかったよぅ!

カーバンクル
「ぐっぐー!

アルル
「あっ ダメだよカーくん
 こんなところでビーム撃っちゃ…

サタン
「さ さすがカーくん
 なかなかいいビームだ…

バタッ

ルルー
「きゃあっ サタンさま!

シェゾ
「フッ… 相変わらずバカな男だ

アルル
「くすっ… 大丈夫?

サタン
「大丈夫ではない
 だから 我が妃に…

ルルー
「アルルッ
 あなた

 ケガをしたサタンさまに
 優しくして取り入るなんて最低よっ!

アルル
「ボ ボクは何もしてないよっ!

ルルー
「おだまりっ!
 ミノ! やっておしまいっ!

ミノタウロス
「は? はぁ…

シェゾ
「…付き合ってられんな

サタン
「アルル… 我が妃に…

ルルー
「キーッ 許せないわぁっ!

ミノタウロス
「ウモモー!

アルル
「うわぁっ!
 もう ワケわかんないよ〜っ

カーバンクル
「ぐぅ!

ルルー

■ドッペル戦 初戦■

ルルー
「…誰かいるっ?
 まさかっ…

シェゾ?
「ん? 何者だ!?

ルルー
「えっ… シェゾ!?
 何で あなたがここにいるのよ!?

シェゾ?
「ふっ オレはここの主だ

 お前のような者が来るのを
 ずっと待っていたのだ

ルルー
「…あなた シェゾではないわね?
 よく似ているけど 何かが違う…

 ニセモノねっ
 …何のつもりか知らないけど
 バレバレの変装ね

シェゾ?
「確かにオレはシェゾのニセモノであり
 また ある意味本物でもある…

ルルー
「何を ワケのわからないことを…
 あなたの正体なんて どうでもいいわ

 それよりも ここの主ということは
 『すっごい魔法のアイテム』を
 持っているのは あなたなの?

ドッペルゲンガー
「ふっ そうだな
 そういうことになるか…

ルルー
「もちろん タダで渡してくれる…
 …なんてことは ないわよね?

ドッペルゲンガー
「よくわかっているな

 お前は ここでオレに
 負けるために努力してきたのだ
 その努力に報いてやらねばな

ルルー
「ふん そうはいかないわ
 負けるのは あなたの方よ

ドッペルゲンガー
「ふっ 覚悟はいいか?
 女が相手だろうと 手加減はせぬ

ルルー
「望むところよ! あなたを倒して
 魔法を私のモノにしてみせるっ!

■再戦■

ドッペルゲンガー
「何だ また来たのか?
 何度来ようと ムダなことだ

■勝利■

ルルー
「…あら? 揺れ始めたわね

ドッペルゲンガー
「…早く外に出ろ
 もうすぐ ここはくずれるぞ

ルルー
「ふん 負けたくせに
 私に指図する気?

 私に出ていってほしいなら
 早く『すっごい魔法のアイテム』を
 渡してもらおうかしら

ドッペルゲンガー
「そんなものはどうでもいい
 早く外に出た方が身のためだ

ルルー
「だから急いでるんじゃない
 どこにあるの?

ドッペルゲンガー
「探してもムダだ 魔法のアイテムと
 いうのは オレ自身だからな

ルルー
「そう…
 …え? 何ですって!?

ミノタウロス
「ウモモー!
 ルルー様!

ルルー
「ミノ!? それに…
 サタンさまっ♥

サタン
「ルルー 早く外に出ろっ
 ここはもう長くないぞ

ルルー
「で でも 魔法のアイテムを…

サタン
「ミノタウロスよ ルルーと
 いっしょに早くここを出ろっ

ミノタウロス
「ウモッ!?

ルルー
「ちょ ちょっと!
 ミノっ 放しなさいっ!


サタン
「お前… 姿はそっくりだが
 シェゾではなさそうだな

 お前からは 巨大で
 邪悪な魔力は感じるが
 まるで生命の力を感じない…

 いったいお前は何者だ?

ドッペルゲンガー
「教えてやろう…
 オレの実体は『時空の水晶』

 今の姿は シェゾの魔力を
 実体化させて得た
 かりそめの体…

サタン
「時空の水晶…?

 時間と空間を歪める力と
 触る者の力を吸い取る
 能力を持つという…

ドッペルゲンガー
「まあ 当たらずとも遠からずだな

 シェゾの力を吸い取ったおかげで
 邪悪な意志と体を
 手に入れることができた

 …もうすぐ すべての魔力を
 放出してしまい この体も
 宝石の存在も消え去るがな…

サタン
「そうか…
 お前には世話になったな

 お前のおかげで
 つかの間ではあったが
 楽しい遊園地を作ることができた

ドッペルゲンガー
「ふん オレはただ もっと人の力を
 吸い取るためにワナを張っただけだ

サタン
「…まあ そういうことに
 しておいてやろう

ドッペルゲンガー
「………


サタン
「消えたか…
 さらばだ 時空の水晶…

 いや もう一人の
 シェゾ ウィグィィよ…

■エンディング■

ミノタウロス
「ルルー様… ルルー様!

ルルー
「ん… うるさいわね…

ミノタウロス
「ルルー様…
 ………

ルルー
「ん… 静かにしてちょうだい…

シェゾ
「…寝てても かわいくない女だな

ルルー
「うるさいわね!

シェゾ
「…起きてるのか?

ルルー
「………

アルル
「ルルー 大丈夫?

ルルー
「ん…

サタン
「おい ルルー
 大丈夫か? しっかりしろっ

ルルー
「サタンさまっ♥♥

サタン
「おおっ 気がついたか!

ルルー
「え? 私…助かったのですか!?
 落石が激しくなって もうダメかと…

サタン
「そうだ 危なかったところを…

ルルー
「サタンさまが
 助けてくれたのですねっ♥♥

サタン
「は? いや
 お前を助けたのは…

ルルー
「サタンさまぁ〜っ♥♥

ミノタウロス
「…ルルー様
 よかった ご無事で…

アルル
「…ミノタウロスって
 いつも損な役だよねぇ

 塔がくずれるとき 落石から
 体を張ってルルーを助けたのは
 ミノタウロスなのに

 よくもまぁ あんなに
 自分に 都合よく
 カンチガイできるもんだよ

 ま ミノタウロスも あれで
 満足してるみたいだから
 これでいいのかもしれないけど…

ルルー
「サ・タ・ン・さまぁ〜っ♥♥

シェゾ
「ふん いつまでもやっていろ
 バカバカしい

サタン
「で では わたしは
 これで失礼するか

ルルー
「えっ? そんな!
 お待ちになって サタンさま

 ミノ サタンさまを引き止めなさいっ

ミノタウロス
「ウモッ

サタン
「うわっ 何をする
 放せっ ミノタウロスッ!

ルルー
「上出来よ! ミノ

ミノタウロス
「はいっ ルルー様

ルルー
「サタンさまぁっ♥♥

アルル
「よかったねぇ サタン
 モテモテじゃない

サタン
「頼むから わたしに抱きつくなぁっ

ルルー
「そ そんなぁっ…
 サタンさま…

 そんなにハッキリと
 イヤそうな顔をするなんて…

サタン
「い いや ルルーではなくて
 ミノタウロスに…

ミノタウロス
「ウモッ!?

ルルー
「そ そんなぁっ…
 ミノはよくて私はダメなんですか…

サタン
「ちがう〜っ!!

ルルー
「ミノッ いつまでサタンさまを
 抱いているのっ 早く放しなさいっ!

ミノタウロス
「ルルー様ぁ…

サタン
「おいっ ルルー
 わたしの話を…

アルル
「ミノタウロス…
 キミも ほんっとに大変だねぇ…

ミノタウロス
「ぶもーっ

ルルー
「サタンさま…
 私のことがそんなにお嫌いですか?

サタン
「いや だからな…

ルルー
「いったい 私のどこが
 気に入らないんですかっ?

シェゾ
「アホらしい
 オレは行くぜ

 魔法のアイテムも
 なくなっちまったようだし
 ここにいても時間のムダだからな

アルル
「やれやれ… しょーがないなぁ
 ボクらも行こっか カーくん

カーバンクル
「ぐぅ!

サタン
「ああっ カーくん!
 待っておくれっ

ルルー
「サタンさまっ!
 お待ちになって!

ミノタウロス
「ウモーッ

シェゾ

■ドッペル戦 初戦■

シェゾ
「この空間…
 妙な なつかしさを感じる…

 まさかここに あの水晶が…?
 おい そこのキサマ!
 ここに『時空の水晶』があるのか!

 …いや そもそもキサマは何者だ!
 なぜ ここにいる?

 答えろ! でなければ
 タダでは済まさぬぞ!

シェゾのニセモノ?
「来たか… シェゾよ
 闇の魔導師のくせに 熱いな…

シェゾ
「な… オレの…ニセモノ?
 キサマはいったい…?

シェゾのニセモノ?
「ふっ わからぬか?
 まあ 無理もない…

 …そうだな 簡単に言えば
 ドッペルゲンガーだな

シェゾ
「ドッペルゲンガー!?
 ふっ 愚かなことを…

 姿は真似できても
 我が力まではコピーできまい
 目ざわりだ 失せろ!

ドッペルゲンガー
「そうはいかぬ

 …時空の水晶が欲しくば
 このオレを倒すことだな!

シェゾ
「! やはりここにあるのか!
 ジャマをするなら… 斬る!

ドッペルゲンガー
「ほぉ? 闇の魔導師のくせに
 『斬る』とは こっけいな…

 魔導師のセリフではないな
 それとも『闇の魔導師』という
 名前は ハッタリなのか?

シェゾ
「ふん ニセモノ相手に全力を出す
 必要はない この闇の剣で十分だ

ドッペルゲンガー
「ほう… 何者かに 根こそぎ魔力を
 吸い取られたワケではないのだな

シェゾ
「!?
 な なぜそれを…

ドッペルゲンガー
「おっと おしゃべりが過ぎたようだな
 そろそろお前の力を頂くとしよう

シェゾ
「なにっ!? そうはいかぬ
 力を吸い取るのはこのオレだっ!

■再戦■

ドッペルゲンガー
「来たか…
 我が力の源よ…

 何度来ても同じことだ
 その力 根こそぎ頂くとしよう

シェゾ
「…何度も同じ手を食うと思うなよ!
 今回のオレは 今までとは違うぜ!

ドッペルゲンガー
「ふっ そうでなくては
 力の吸い取りがいがない!

 見せてみろ お前の本気を!
 闇の魔導師としてのプライドを!
 お前の中に今も眠っている真の力を!

■勝利■

ドッペルゲンガー
「ば ばかな…
 このオレが 負けた…?

 うおぉぉぉ!
 体が崩れる!
 無敵だったオレの体が…

シェゾ
「しょせん ニセモノはニセモノ
 本物のオレには かなわなかったな

ドッペルゲンガー
「ふっ… まさか

 一度は魔力をほとんど
 失ったお前に負けるとは…

シェゾ
「そうだ!?
 キサマ なぜそれを知っている!?

ドッペルゲンガー
「まだ わからないのか?

 オレの姿だけでなく
 使う魔法も 技も あまりにも
 お前ソックリではなかったか?

シェゾ
「た 確かに…
 お前の魔法はオレのものと同じ…

 ただのドッペルゲンガーだったら
 とても そこまでマネは…
 キサマ いったい何者だ!?

ドッペルゲンガー
「オレは お前の力を
 吸い取っているからな

 オレは お前のニセモノであり
 また もう一人のお前自身でもある

シェゾ
「で では まさか…
 お前はあの遺跡の…

ドッペルゲンガー
「そうだ
 オレの実体は『時空の水晶』

 お前の力を吸収したおかげで
 お前にそっくりな体と
 強力な魔法を手に入れた

シェゾ
「そうか…
 そうだったのか!

 それなら話は早い
 オレの力を返してもらうぞっ

ドッペルゲンガー
「その必要はないだろう
 お前は このオレを倒したのだ

 すでにお前の力は オレを超えている
 今さら 弱りきったオレから力を
 奪ったところで 役には立つまい

シェゾ
「ん…? 揺れが激しくなったな

ドッペルゲンガー
「もう 今のオレの力では
 ダンジョンの形を保つことすら

 難しくなったようだ
 もうすぐ すべてが消えてなくなる
 オレ自身もな…

シェゾ
「そうか…
 この遊園地は お前の力で…

ドッペルゲンガー
「ふっ… 我が力も ついに果てるか…
 さらばだ シェゾよ…


シェゾ
「消えたか…
 さらばだ 時空の水晶…

 いや かつてのオレ自身よ…

■エンディング■

シェゾ
「…終わったな
 何もかも なくなっちまった

 …いや オレは
 間違いなく強くなった
 かつてのオレ自身に勝ったのだからな

アルル
「あっ シェゾだ!
 無事だったんだね!

シェゾ
「アルルか…
 他の連中も無事なようだな

アルル
「うん 何だかよくわかんないけど
 知らないうちに外に出てたんだ

シェゾ
「そうか…
(ヤツの仕業か…? まさかな…)

ルルー
「それで 魔法のアイテムは
 手に入れたのかしら?

シェゾ
「…いや 消えてしまった
 残念だが もうどこにもない

ルルー
「な 何ですって!
 それはどういうことよ!

サタン
「うぉぉぉ〜っ

 わたしの『わくわくぷよぷよランド』
 が 跡形もなく消えてしまった!
 あんなに苦労したのにっ!

 おいっ ヘンタイ魔導師っ
 いったい何をしたのだっ!

シェゾ
「オレはヘンタイじゃねぇっ!!

アルル
「…そうだね

ルルー
「…その通りだわ

シェゾ
「やっとわかったか
 ま わかればいい

アルル
「シェゾは ただのヘンタイ
 じゃなくって

 ものすっごいヘンタイだもんね

ルルー
「あら 意見が合うわね アルル
 まったくその通りだわ

シェゾ
「なんだとっ!
 キサマら…

アルル
「だいたい キミのせいで遊園地が
 なくなっちゃったんだぞ

 いったい どうしてくれるんだよ!

ルルー
「そうよ!

 私の『すっごい魔法のアイテム』を
 返してちょうだいっ!!

シェゾ
「な なんて自分勝手なヤツらだ…

アルル
「ボク まだまだ遊びたかったのに!

シェゾ
「お前は遊びすぎだっ!
 もっと他にやることはないのか!

ルルー
「私の魔法を返しなさいよ!

シェゾ
「お前は最初っから ぜんぜん
 魔法なんか使えなかっただろうがっ!

サタン
「わたしの遊園地を返せっ

シェゾ
「やかましい! ほとんど
 他人に作ってもらったくせに!

カーバンクル
「ぐぅ!

シェゾ
「しつこいぞっ!

アルル
「ひっどーい!
 カーくんは何も悪くないのに…

サタン
「そうだぞっ!
 カーくんは 何も悪くないっ!

ルルー
「サタンさまがそういうなら
 その通りだわっ!

シェゾ
「えーい うるさいヤツらだ!
 お前らに付き合っているヒマはないっ

アルル
「あっ どこ行くんだよ!
 まだ話は終わってないよ!

ルルー
「そうよっ

 …読めたわ! 本当は
 魔法のアイテムを見つけていて
 一人じめする気ねっ!?

サタン
「何だとっ!?
 それは聞き捨てならんな

シェゾ
「どわぁっ 何でそうなるんだっ!
 オレは知らん 知らんぞ〜っ!!
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