PS2版音声再生、変換

 もし損害が発生しても自己責任で。抽出されたデータはゲーム製作会社の著作物ですので、個人利用の範囲に限られます。

はじめに

 音声データは「DATA.0」というファイルにVB形式(ADPCM)で入っています。VB以外の音声データもありましたが、無視して構わないでしょう。ゲームでは使われてなさそうなので。

VB再生、変換はPSoundで簡単に出来ますが・・・残念なことに公式サイトは消滅したようです。少し検索してみたら、まだ配布しているサイトがいくつかありました。その場所を教えることは出来ません。検索エンジン(google,yahoo等)を駆使して見つけて下さい。”PSound zip”というキーワードで多分ヒットすると思います。

PSoundによる再生方法

PSoundは、プレステゲームのファイルに含まれている音声データを検索することができます。「DATA.0」をそのまま検索してもいいですし、欲しい音声データ部分を切り出してから検索してもいいでしょう。(音声データの場所はDATA.0の内容を参照)


1.PSoundを起動し、検索元のファイルを開きます。
画面1

2.すると次のような画面が出ます。「はい」を押してください。
画面2

3.次はこのような画面になります。「start」を押すと検索開始です。検索が終わるまでのんびり待ちましょう。
画面3

画面4

4.検索終了。再生ボタンで音声再生が始まります。
画面5


ただし、そのままでは正常に再生されません。周波数を設定する必要があります。

Options-Configureで周波数を変更します。「Force to」にチェックを入れて下さい。
画面6

周波数はそれぞれの音声データによって違います。

イベントメッセージ音声: 48000Hz
BGM: 24000Hz
戦闘ボイス: 11025Hz
効果音: 11025Hzのものと、8000Hzのものが混じっている


「メッセージ音声」と「BGM」は、私の耳による判断ですので間違っている可能性があります。
これらの周波数情報は発見できませんでした。VHはどこにあるんだー!?

「戦闘ボイス」と「効果音」は周波数情報らしきものが付いていたので、多分あってると思います。

PSoundによる保存方法

音声データ検索後、変換したい音声を選択してConvertを押せば保存先にWAVファイルが作成されます。
もちろん、変換前に正しい周波数を設定しておいてください。

画面7



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